【圧死事故】ソウル梨泰院(イテウォン)とは?群衆の将棋倒しが狭い路地で起きていた!

梨泰院

29日夜に起きたソウル梨泰院(イテウォン)でのハロウィン転倒事故で、

ソウルの消防当局は、死者が154人、負傷者が132人だと発表した。

そのほとんどは圧死事故で亡くなった、とのことです。

日本政府は日本人女性2人の死亡を確認した。

死者の7割が10〜20代で、前途ある多くの若者の命を失った悲しみに街全体に広がっている。

目次

圧死事故が起きた梨泰院はどんなところ?

吉崎エイジーニョさん記事より

ふだんから大通りに抜ける狭い路地で人通りが多いのだそうです。

日本でいうと六本木にあたるといいます。

梨泰院は日本でも大ヒットした動画配信サービスNetflixの

人気韓国ドラマ「梨泰院クラス」の舞台で、日本の観光客も多く訪れる場所。

ドラマの中でも梨泰院のハロウィン行事の場面が出てくる。

日本版では「六本木クラス」とこちらも人気のドラマでした。

梨泰院はもともと米軍基地近くの繁華街として発展した場所。

事件現場近くの裏通りは「世界飲食文化通り」と呼ばれ、

外国人にも人気のカフェやクラブなどが多いことで知られる。

読売新聞オンラインより

ただし、ハロウィンでない通常の土日でも、密集した場所で人が混雑しているようです。

29日夜は10万人以上の若者らがハロウィン関連のイベントなどに参加しようと夕方ごろから、

梨泰院に集まり圧死事故につながっていったようです!

梨泰院の圧死事故はどうやって起きた?

事故の直前に撮影された、ハロウィンで集まった人であふれかえる梨泰院の路地。

事故現場は、梨泰院中心部のホテルそばの全長約40メートル、横幅3・2メートルの狭い路地

北から南へと下る坂道となっている。

現場に居合わせた人らがSNSに投稿した映像などによると、

坂道の通行が停滞して身動きが取れない状態となった時間帯に、

坂の上方にいた人らが大勢をくずしたり転倒したりして、下方にいた人らの上に折り重なるなどし、

大惨事に至っているようです。

そして、犠牲者の多くは立ったまま死亡していたと伝えられた。

一部の報道機関では消防当局の話として、

犠牲者たちは下敷きになって圧死したのではなく、
立っている状態で押しつぶされて圧死した。

と報道した。

梨泰院の圧死事故は立ったままでも起きる可能性あり!

ソ・ジュンテク元国立科学捜査研究院院長は30日、朝鮮日報の取材に対して、

死亡者のうち、かなりの数が『圧着性窒息死』(圧死)と推定される。

これは立っている状態でも転倒した状態でも、
姿勢とは 無関係におこる可能性がある

と語った。

つまり立ったまま圧死ということですね。

もちろん詳細は解剖してみるまでは断定できないが、

当時の状況から推定すると、最も可能性が高い死因は
圧着性窒息死(圧死)だ

とのことです。

梨泰院のような圧死事故から身を守る方法は?

The news lkenzより

コン・ハソン又石大学消防防災学科教授は、

道の端の方が荷重も少ないので、群集に巻き込まれたら
端の方に素早く移動しなければいけない

端の方に着いたたら、その場で看板や塀・壁をつかんで踏ん張るべきだ

と語っています。

そして

転倒したら最悪の事態になる

そうなので

もし転倒したら、すぐに体を丸めて、頭や胸、体を守り、
呼吸する空間を確保しなければならない

と語ったそうです。

今回亡くなった方たちのご冥福をお祈りいたします。

梨泰院

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