台風12号の名前「ムイファー(Muifa)」はマカオが提案した名称で、
梅の花を意味する言葉からとられています。
台風の名前は、
国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、
発生順につけられます。
目次
台風の名前は昔は人名だった。
台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていました。
台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)というものが、
北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災について決めています。
平成12年(2000年)から、
北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には、
同領域に共通のアジア名として、
同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。
2020台風12号は119番目の名前。マカオで「梅の花」を意味するムイファー
台風12号の名前「ムイファー(Muifa)」はマカオが提案した名称で、
梅の花を意味する言葉からとられています。
平成12年の台風第1号に
カンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」のアジア名が付けられました。
以後、発生順にあらかじめ用意された140個のアジア名を順番に使って、
その後再び「ダムレイ」に戻ります。
台風の年間発生数の平年値は25.1個ですので、おおむね5から6年で台風のアジア名が一巡することになります。
なお、台風のアジア名は繰り返して使用されますが、
大きな災害をもたらした台風などは、
台風委員会の加盟国・地域からの要請を受けて、
そのアジア名を以後の台風に使用しないように変更することがあります。
発生してほしくはないですが、
次に来るとしたら、
台風13号の名前は
マレーシアが提案した鳥の名前であるマールボック(Merbok)になりそうですね。
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